犬・猫が吐いてしまったとき(夜間の受診の目安)

夜中に急に吐いてしまうと、
「今すぐ病院に行くべき?」「朝まで様子を見ても大丈夫?」と、とても不安になると思います。
ここでは、嘔吐があったときの夜間受診の目安をまとめました。
判断に迷うときは、まずはお電話ください(06-4306-4390)。
夜間によくある症状から選ぶ

① すぐに受診・連絡してほしい嘔吐

次のような様子がある場合は、命に関わる可能性があるため、できるだけ早くご連絡ください。

こういった場合は、夜間に状態が急速に悪化することが少なくありません。
「少し様子を見てから…」と迷うよりも、まずはご連絡ください。

② 念のため受診をご検討いただきたい嘔吐

一見軽く見える嘔吐でも、夜間は状態の変化が早く、飼い主さまだけで判断するのは難しいことが多いです。
次のような場合でも、
「不安なので診てもらいたい」「大きな病気でないか確認したい」と感じられたときは、受診をご検討ください。

夜間は「このまま朝まで様子を見ていいのか」がとても悩ましい時間帯です。
実際に、「念のため診てもらって安心した」と言って帰られる飼い主さまが多くいらっしゃいます。
不安を抱えたまま朝まで過ごすよりも、一度診察を受けておく方が安心につながることが多いです。

なお、命に関わる重症の患者さまは、治療の緊急度に応じて順番より優先して診察させていただきます。
そのため状況によってはお待ちいただく場合もありますが、
多くの命を守るための大切な運用です。ご理解とご協力をお願いいたします。

③ 受診前に確認しておいてほしいポイント

嘔吐があったとき、次のような点を簡単にメモしていただけると、診察がとてもスムーズになります。

すべて覚えていなくても構いませんが、
「いつから・どんなふうに・どれくらい」をお知らせいただけると、診断に大きな役立ちます。

④ 犬・猫が嘔吐するときに考えられる主な原因

嘔吐は、軽い胃腸炎から命に関わる病気まで、本当に幅広い病気で見られる症状です。
代表的なものを一部ご紹介します。

これらは一部の例であり、見た目の嘔吐だけでは、軽いものか重いものかを完全に見分けることはできません。
「よくあることだから大丈夫だろう」と自己判断せず、気になる場合は一度ご相談いただくことをおすすめします。

⑤ 迷ったときは、まずはお電話ください

夜間の嘔吐は、飼い主さまにとっても、動物にとっても、とても不安な状況だと思います。

このような場合は、一人で抱え込まず、まずはお電話ください。
症状の様子(動画・写真)、吐いた回数やタイミング、これまでの病歴などを、可能な範囲でお伝えください。
状態に応じて、受診の必要性や来院までの注意点をご案内します。

⑥ 最後に

嘔吐は「よくある症状」のように見えて、その裏に重い病気が隠れていることもあります。
「何か変だな」「心配だな」と感じた時点で、すでに相談してよいタイミングです。

必要な検査や治療の有無も含めて、
「どうするのがこの子にとって一番よいか」を一緒に考えていければと思っています。

※ 本ページは、夜間救急に従事する獣医師の臨床経験をもとに作成しています。

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夜間の受診に備えて、あわせてご確認ください。

嘔吐は、誤食下痢と同時に起こることもあります。心配な場合はあわせてご確認ください。

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